連載★ネットで5000万円稼いだ女性の話①入社


これは私が去年の4月に体験した実話です。

実在の人物のため、名前は仮名とし、個人を特定できないようにしています。

約1か月にわたり、私がなぜブログで月収100万円以上を稼げるようになったか?

を語っていきます。


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第1章 入社

ネットビジネスなんてあやしいし、うさんくさい。

「スマホ1台で月100万円」とか「秒速で億を稼ぐ」とか、ハッタリに決まっているでしょ。

私もずっとそう思っていました。


そう、ある女性と出会うまでは。。。


ちょうど今から1年前、4月のことです。


「ネットビジネスのベンチャー企業で社員として働かないか?」という話が来ました。


30代の女性が1人でやっていたけれど、儲かりすぎたので法人化。

さらなる事業拡大のため、社員を雇うことにしたので、経営が出来る人が必要ということでした。


この時、私はすでにアーリーリタイヤしていました。

外資系企業で最年少取締役になり、十分な資産を蓄えて退社。

遊んで暮らして、ヒマで退屈していました。


とりあえず、ネットで検索。

すると、その30代の女性と、彼女が師匠と仰ぐ○○○○先生の情報が出てきました。

○○○○先生はネットビジネスの世界では知らない人はいないほどの有名人。

年収は億単位。

交友関係も各界の著名人が名を連ねています。


「すごいな~!でも、ホントかな~?」

スケールの大きさに好奇心がわきました。

ちょっと怖い気もしますが、知らない世界をのぞいてみるのも悪くありません。

私がお金を払うわけじゃなくてお給料をもらえるのでダマされて損することもありません。


これはチャンスです。

「よっしゃ、この私がネットビジネスの闇を暴いちゃる!」

「ついでに、ノウハウをすべて吸収して一儲けしちゃったりして(笑)」

そう考えて、そのポジションに応募することにしました。

一応は会社組織ということで、履歴書や職務経歴書を送るとすぐに面接の連絡がきました。


場所は都内にあるデザイナーズオフィス。

現れた社長は30代の小柄な女性でした。

ブログで見た写真は加工アプリでかなり盛っているようでした。

ご自分でも、「高卒で元ヤンだからね」とおっしゃっていましたが、あまりお品のよろしくない感じ。


複数の大手求人サイトに広告を打ったそうで、かなりの応募者が来ていると言っていました。


元ヤン女社長は、私の経歴を見て「なんでウチなんかに???」と驚いていましたが、

なんだかんだで2時間以上も話し込みました。

女社長は、「こんな楽しい面接は初めてです!」と喜んでいました。


案の定、翌日には採用の連絡が来ました。


出社初日。


女社長は上下ジャージ姿で、成金らしくチョイチョイ自慢を混ぜながら、オリエンテーションをしてくれました。


「ここにあるのは、〇〇〇〇先生の教材とかセミナー資料。数百万円分あるから。よかったら全部見ていいよ」


エッ?〇〇〇〇先生?

いきなり本丸を明け渡され拍子抜け。

私が暴こうとしていた秘密は、初日に手に入ったのです。


明日につづきます★